珪藻土マットのお手入れは?紙やすりで吸水力復活

珪藻土マットのお手入れは?紙やすりで吸水力復活

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この記事では、珪藻土マットの正しいお手入れ、また、紙やすりなどを使った復活のさせ方、捨て方などを紹介します。
優れた吸水・調湿効果をはじめ、体に優しい様々な効果を持つ珪藻土ですが、
そんな珪藻土を使ったバスマットはその効果により人気があります。
しかし、その効果も放っておくとだんだん低下してしまいます。
珪藻土マットは定期的にお手入れをすることにより、効果を持続させられるだけでなく、
割れ、欠け、反りを防ぐことが出来るようになります。

 

先ずは敷く所に注意してください

 

珪藻土マットを敷く場所は、出来るだけ段差や凹凸の無い平らできれいな床に置きましょう。珪藻土は一見固い材料に思われますが、意外と”脆い”です。
珪藻土の粒子には非常に細かいですが無数の穴が開いているからです。また材料自体が弾力がなく、しならないので、小さな段差や凹凸があるところに敷いて人の体重が掛かると、その凹凸が支点となり割れてしまうことがあります。
また、床下収納や敷居なども同じ理由から置くのを避けてください。

 

珪藻土マットのお手入れの仕方

 

それでは、珪藻土マットの乾かし方、吸収力が落ちた時の復活法など、お手入れについてご紹介していきます。
どれも難しくはないので、ぜひ試してみてくださいね。

陰干しする

水分をよく吸収する珪藻土マット、とは言っても家族で使ったりしていると、水分が飽和して吸収しなくなってきます。
なので使用後はよく乾かしましょう。
その際は、マットが反ってしまう原因になりますので、直射日光を避けて風通しの良いところで”陰干ししてください。
立て掛けておくと裏表両面に空気が触れるので乾燥が速くなります。マットスタンドなどを利用すると、不意に倒れて割れたり、欠けたり・・・ということも防ぐことが出来て便利です。

水拭きする

きれいに珪藻土マットを使っていくためには先ず、汚れを水拭きしてください。
1週間に1度でも行うことにより、清潔な状態を保つことが出来ます。

水洗いをする

珪藻土マットは毎日素足で使うので、しばらく使っているうちに汚れが気になってくるかもしれません。
また、皮脂などが珪藻土の粒子に入り込み、水分の吸収力が低下してきます。
そのような時は水洗いをしてください。ここで注意して頂きたいのは、洗剤、特に食器用洗剤、石鹸などは使わずに水で洗う、ということです。
洗剤成分が珪藻土の粒子に入り込み目詰まり状態になってしまうため、水分の吸収力が落ちることがあります。
もし使うならば、「塩素系漂白剤」を使用し、流水でよく洗い流してください。
ただ、商品によっては水洗いしかできないものもあるので、取扱説明書を読んで、使用できることを確認してからにしてください。

サンドペーパーで削る

紙やすり

洗っても落ちないほどの汚れは、サンドペーパーで削ってしまいましょう。
表面を削り、新しい面を出すことにより、吸収力を復活することが出来ます。
汚れ方にもよりますが、軽く一皮むくような感覚で削ればOKです。
細かい粉塵が出るので、汚れてもいい場所で行い、マスクなどで粉塵対策して作業してください。
削った後は、削りカスが珪藻土の粒子に入り込み、吸収力が低下する恐れがあるので、水でよく洗い流しましょう。
そのあと直射日光を避けて十分に陰干ししてください。

クレンザーで洗う

サンドペーパで削ってしまうことと同じ考え方で、クレンザーを使う方法があります。
まず、珪藻土マットを出来るだけ十分に水を吸わせます。そして、クレンザーを付けたスポンジでゴシゴシ洗います。
一度軽く流し、もう一度スポンジで・・・を数回繰り返し、最後は洗剤成分が流れきるまで十分に洗い流します。
こちらも十分に陰干ししてください。

 

珪藻土マットの捨て方

 

珪藻土マットの寿命は?

一般的に珪藻土マットの寿命は2年くらいだと言われています。
マットの粒子の中に皮脂などの汚れが入り込むことにより水分の吸収力が落ちてしまう事や、汚れが付着したまま十分な乾燥をしないことによるカビの発生などによるためです。
しかし、先に紹介したお手入れをしっかり行うことにより、もっと永く使っていくことも可能になります。

珪藻土って何ゴミ?

燃えないゴミ

珪藻土マットの材料である珪藻土は、植物プランクトンの”化石”なので、燃えません。ですので分類するとすれば
「燃えないゴミ」になります。または、「陶器」として出すこともできるかもしれません。(※)
ゴミに出すときは、適当なサイズにコンパクトにしましょう。ハンマーでたたき割るか、カッターで切り込みを入れて折る、などで
比較的簡単に細かくすることが出来ます。
(ハンマー、カッターなどの他に、細かくしたマットの端でケガをしないように注意してくださいね。)
※ゴミの出し方については各自治体の指示に従いましょう。

まとめ

 

”すぐに足がサラサラ”、”すぐ乾く”と水分の吸収力が人気の珪藻土マット。
今回は、その優れた性質を永く使っていくためのお手入れ方法を紹介しました。
キレイに、永く、快適に使っていくことが行くことが出来るといいですね!

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